重賞結果おさらい
12/9 VEN (La Rinconada) Clasico Burlesco (G2)
JORGE ZETA 1着
昨年2月以来1年10ヶ月振りのベネズエラでの一戦。途中はパナマに遠征（？）に行っておりましたが条件戦は圧勝も重賞では通用せず、という結果に終わりました。JORGE ZETAは昨年の2月の前まではベネズエラ版有馬記念のような大一番Clasico Simon Bolivarを含む4連勝を合計着差40馬身を越える圧勝続きで達成する当時のベネズエラ最強馬でした。
ところがベネズエラ最終戦となっていたその2月のレースも、パナマでの重賞でも速い先行馬を追いかけるけど逆に先に音を上げて大敗、となってしまい一本調子の馬だったのか調子落ちだったのかよくわからない状態になっていました。
そしてこのベネズエラ復帰戦がまさにその展開。黒の勝負服の4番がJORGE ZETAですがスタートイマイチで道中はずっと外を回って前を追いかける息の入らない流れでヤバイかなと思いましたが、今回は諦めることなく直線で先行馬を潰し追い込み勢も振り切って勝ち切りました。
さて、見事な復活を果たした訳ではありますが、ベネズエラではしばらく大きなレースがないのでこの先どうするのか気になるところです。血統的には9-cの中でもムムタズマハルの姉レディジュラーのライン。半兄のTATO ZETAもG1馬で、3代母のダンスーズクラシックは日本に輸入されたがこれといった活躍馬はいない。
12/10 HK (Sha Tin) Hong Kong Mile (G1)
1頭出遅れて最後方から、というのが希望の形でしたが道中は後方の4番手あたりで、さらに後方にサトノアラジンやシーズンズブルームが陣取る形。サトノアラジンが早めに仕掛けても動かず直線に入るところでは最後方で結果的には希望通りのポジション。そこから直線では一番の伸びを見せましたが楽逃げの前を捉えられず3着まで、でした。
